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緑内障の基礎知識~症状と治療法~


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早期発見できれば防止できる緑内障、自覚症状がないために眼底検査が重要です。が、人間ドックの2割で、眼底写真の診断を眼科以外の医師が行っているために、見落とされる危険が高いという記事です。いくら、人間ドックをきちんとやっていても、こういうところまで確認する必要があります。

「緑内障」人間ドックの2割で見落とす危険 眼底検査で早期発見を
[産経新聞]
40歳以上の20人に1人が発症し、中途失明の原因疾患で最多の緑内障。早期発見できれば点眼薬で視野欠損を防止できるが、自覚症状がないため眼底検査が重要だ。ところが人間ドックの2割は、眼底写真の診断を眼科以外の医師が行っており、見落とされる危険が高いことが患者団体の調査でわかった。(八並朋昌)
 
調査したのは患者団体の緑内障フレンド・ネットワーク。昨年10月に無作為抽出した人間ドック425施設から回答を得た。98・3%は基本検査項目に眼底検査を入れているが、明確に「緑内障検出のため」としているのは、このうち47・1%だけ。同9・6%は、診断のための眼底写真を片方しか撮影していない。さらに19・0%は1次検診の眼底写真を、眼科以外の医師が判定していた。

眼科医が両目の眼底写真を判定する施設は、緑内障の疑いの検出率が4・3%だが、眼科以外の医師が片方だけの写真で判定した場合は0・5%に急落する。同ネットワーク代表顧問で赤坂北沢眼科院長の北沢克明さん(71)は「現行の人間ドック検査指針による検査状況では、緑内障が見落とされる危険がある」と警鐘を鳴らす。


1日60~70人の緑内障患者を診療しいる東京・虎ノ門のアイ・ローズクリニック院長、安達京(みさと)さん(46)は「9割以上が正常眼圧緑内障で、すでに視野が3~5割欠損している症例が多い。高・低血圧や片頭痛、強度近視の人、家族に患者がいる人が多い」という。安達さんは東大医学部の博士論文で、電波を受けていないブラウン管の“砂嵐”画面を見て視野欠損を判定する方法を考案した緑内障の専門医だ。

「視神経が圧迫状態になっても、視野欠損まで5~10年かかるので、その前に治療することが大切。ただ、専門医は眼底写真で初期の視神経異常を99%判定できるが、同じ眼科医でも専門医でないと判定率は3割以下に落ちる」と指摘。しかも、一方の目に視野欠損が出ても、もう一方の目で補うため、実際に「見えにくい」と感じたときには、症状はかなり進行しているという。

治療は点眼、レーザー、手術の3段階あるが「正常眼圧緑内障のほとんどは点眼治療で進行を抑えられる」。そして安達さんは「40歳を過ぎたら眼底検査を受けることが早期発見、早期治療につながる。眼科を選ぶ際は、緑内障治療を標榜(ひょうぼう)しているかどうかを確かめて」とも呼びかけている。
 
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緑内障は、眼圧が高くなることにより、視野が狭くなっていく病気です。 実は、40歳以上の5%が緑内障にかかっていて、 進行すると失明にも至るという大変怖い病気です。 緑内障の正しい知識と早期発見、早期治療が大切です。
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